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2012年07月01日

みん学提案事業・FORWARD

今日はFORWARDが今年度の「みんなの学校 募集提案事業」で採択された企画の内容についてミーティングを実施。

高校生や和歌山大学の学生、和歌山大学のOBが集まり熱くミーティングをしています


  


Posted by まち男とまち子 at 15:20Comments(0)

2012年07月01日

僕の私の和歌山、自慢の逸品ワークショップ~たわし職人~

和歌山県海南市は、国内最大の家庭用品の産地であることをご存知ですか?
豊かな自然を受容するからこそ生まれたデザイン・ 機能性・耐久性に富んだ商品はもちろん、
近年は洗剤を使わなくてもいい環境に優しい家庭用品が開発されるなど
日本のみならず世界からも注目を集めているそうです。



「生活グッズはすてきな暮らしの演出家」
これが海南家庭用品のポリシーだそう。
(海南特産家庭用品協同組合より抜粋)



日々の暮らしの所作一つ一つを丁寧に、堅実に、賢く生きる
和歌山県人の姿がイメージされるとても素敵なキャッチコピーだと思いませんか・・・?



さてナイロンスポンジ主流の現代。
子どもたちの中には『たわし』を知らない子が少なくないそうです。

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『たわし』こそ小さな網目のざるも、バーベキューの後の網や焦げ付いた鍋も・・・
身を粉にして汚れを落とし、ピカピカにしてくれる
万能で、けなげで、働き者な家庭用品はないのに・・・。

そこで、これら家庭用品を代表して
今回のワークショップでは『たわし』にクローズアップik_20

紀州野上谷産棕櫚(しゅろ)束子高田耕造商店
へ行ってきました。


店主の高田耕造さんです


ヤシ科の常緑樹である棕櫚(しゅろ)の
幹を抱くように巻いている樹皮は
耐水性、耐腐食性に優れ、伸縮性に富み、
古くから繊維をとるために重宝されていたそうです。

現在では職人の高齢化や上質な棕櫚山の消失により国産の棕櫚産業は無くなってしまいましたが
高田耕造商店では当時を知る職人たちと共に
同じ技法、栽培方法で採取し、
“ほんまもん”の良さをたくさんの方に認知してもらおうと
商品提供に取り組んでいるそうです。

棕梠皮の粗繊維は縄や風呂場の敷物、ホウキやタワシなど、広い用途に利用されているんですね。

今回のワークショップでは
商店街に束子を巻き上げる機械を搬入していただき
子ども達に束ね作業~巻き上げ~形成工程と仕上げまで体験していただく予定です。


■時間
午後12時から、午後1時から、午後2時から、午後3時から(1時間程度)

■定員 各回4名

■参加費(材料費)500円

職人の数が減り
実際に触れ合う機会もすくなくなった現在。
私は子ども達に、職人の技の精巧さやカンはもちろん
長年培われてきたからこそにじみ出る手のあたたかさを
感じ取ってもらいたい。


そして未来の職人後継者が生まれるとうれしいな・・・


ぜひ。
  

Posted by まち男とまち子 at 09:50Comments(0)平成24年度キッズ商店街